2009年11月23日月曜日

秋休み


大根のオロヌキが終わると、三日間の秋休みがある。昨年は宮崎の綾町へ行って、人生が変るほどの出会いをしてきた。今年はすぐ隣の千葉は南房総へ。三芳村、農家レストラン「じろえむ」~白浜へ宮崎で出会った人の就農地へ~館山「やどかり」というペンション、~館山市内の素晴らしい農家さんを訪問、かわいい雑貨屋さん「ポーチュラカ」でお買い物。最後はまた三芳へ。「三芳自然塾」でお世話になる。鶏の解体など。農的暮らしを体験。楽しい、充実した休みを過ごした。ぜひぜひ、また訪れたい場所ばかり、会いたい人ばかり。素敵。

大根収穫始まる

俳句界12月号にイラスト載ってます。

図書館に買ってもらった。『つながりを取りもどす時代へ―リサージェンス誌選集持続可能な社会をめざす環境思想』
面白い。

永さんの「畠のラジオ」をまた借りた。面白い。

APLAで買い物。珈琲とマスコバド糖とかりんとう。

写真は房総土産。

2009年11月14日土曜日

イラストの仕事


 先月、また雑誌「俳句界」の仕事をさせてもらった。前回がかなりハードだったので今回は気持ちを楽に仕上げることができた。
 
 先日大根のオロヌキが終わって、いよいよ来週あたりから収穫が始まる。20万本、春まで抜き続ける。キャベツの作業も始まった。

 自分の畑では前シーズンに自家採種した大根、ソラマメの播種、苗でもらった白菜の定植、購入した玉ねぎの苗を定植。胡麻の天日干し、脱穀。ささげ(失敗)、小豆(失敗)綿花(まあまあ)へんてこカボチャ(成功?)ウコン(成功)の収穫、夏、秋、豊作だったシシトウ、ピーマン、唐辛子の片付けなど。家の庭で花の種を播く。

 夏の終わりにとれたバジルをペーストにして瓶詰め。その他自家製野菜の加工に挑戦。バジルクッキー、ピーナツクッキー、胡麻クッキーなど。冬に仕込んだ味噌の出荷(笑)を実家や友人へ。

 市役所へ農地に関する話を聞きにいく。

 新しい農法の文章を読んでいる。高炭素循環農法。

 捨てた筈の未読の本を母から読めと渡される。「ゴミにまみれて 清掃作業員青春苦悩篇」
作者の父親の病名が私の父(故人)の病名と同じだから、という理由で。コルサコフ氏症候群。アル中。

 夏に訪問した川内村の大塚さん夫妻がテレビに出るとのこと。自給自足物語。15日、テレビ東京にて20時から。

 友達の岡大介君がNHKに出てた。

 午前中は部屋を片付けて、午後は収穫したウコンなどを使って加工品作りを。


 マイブーム・・・むかご拾い。

2009年10月2日金曜日

日常


 毎日大根の間引き。間引きのことを「おろぬき」という。この間引き菜が私は世界で一番うまい菜っ葉だと思う。しかし、洗うのが大変で商品化が難しいので半分以上が捨てられている。ああ、もったいない。

 私が働いている三浦半島でまたゴミの埋め立て用地として市から市民へ説明会があったそう。なんともいえない。

 祝島のことは、出来ることはやった。皆、がんばっている。がんばってほしい。RadioActiveというブログを毎日必ずチェックしている。

 先日、近所のお父さんに署名をお願いした。親として、人として良識のある方なんだと思う。もちろん原発問題は少しは関心があり反対して当たり前だ、という。しかし、自分と家族のことでいっぱいで遠くの問題に時間を割く余裕はないという。署名はするけどそれ以上はないという。

 家の人や友達近所の方々のおかげで75名分、FAXした。これからも続けていく。http://shimabito.net/こちらに署名用紙があります。

 友達のトモさんもブログに書いてくれました。ありがとう。

写真・・・脱穀機買いました。

2009年9月15日火曜日

サステイナブル


 サステイナブル(持続可能)かどうかってことは凄く重要なことと思う。

 反原発は感情的でヒステリックなイメージ。実際の自分がそうだから否定できない。そもそも、10歳の時に母親が買い与えた絵本「風が吹く時」で衝撃を受け、トラウマになってしまったからそこそこ根が深い。

 今、この瞬間も山口県上関町では戦いが続いている。そしてそれは全く他人ごとではないのだ。上関原発がその地で1000年以上も農業と漁業で生きてきた人々の全ての権利を奪ってしまうのだ。それは、今農業に従事している私にも無関係ではない。どんなに美味しい野菜を作っても根本を否定され誰も食べてはくれなくなってしまうからだ。そんな理不尽なことってない。

 六ヶ所村ラプソディーをみて泊の坂井さんの抵抗する姿に号泣。当時はこどもだったから・・・とはいえ「知らない」ということはなんて罪深いのだろうと思った。そして「関心がない」ということは卑怯ではなかろうか・・・が、毎日こんなこと考えて生きていて、知らなければなんて平和で楽しい日々だろうかとも思うのだ。でも知ってしまったからにはアクションを起さねばなんの進歩も進化もないと、私は今月1日に自転車で山口に向った。

 峠をいくつも超え、バイパスで泣く泣く追い返されトンネルでハイになりチャリダーの兄ちゃんたちに会釈され野宿をしながらひたすら人力で500キロ以上走り5日目に大阪に着いたころには右手が曲がったままもとに戻らなくなっていたのだった。ペース速すぎ、無謀と言われ大阪の友人夫婦宅で休ませてもらっているうちに、これでは今月末から復帰する農家バイトに万全で臨めないと考え、、電気、石油の有り難さに涙を流し深夜バスで横須賀に戻ってきてしまった。自転車は友人にもらっていただいた。一週間以上たって、右手はやっとふつうの機能を果たすようになってきた。

 そもそも、最初から電車やバスで山口へ向えばよかったのだ。でも、反原発なのだから人力でなくては、となんだかよくわからないこだわりで突っ走ってしまった。

 家族や友人知人には署名を書いてもらっているけれど。街頭に立つべきか。立たねばならんだろう。

 とりあえず、すぐに出来ること。

上関町の「原発建設計画中止!」を求める署名を書いてfaxを送る
海に空に、これ以上放射能汚染を広げないよう再処理工場の稼動凍結を求める署名を書いてfaxを送る

お金がかかるけどこれも。上関原発自然の権利訴訟原告になる(訴訟費用2万円)
上関原発をメインに日本とスウェーデンのエネルギー事情を比べながら持続可能な社会とは、を問う映画「ミツバチの羽音を地球の回転」の制作に支援カンパする(一口1万円)
原発に27年もの間反対し続ける祝島のドキュメンタリー映画「祝の島」の制作に支援カンパする(一口5千円)

日本の農業漁業など第一次産業を食い物にしてきた原発をもうこれ以上作る必要はないと思います。

今すぐできることは節電です。よろしくお願いいたします。
(なんて言っててもパソコンで電気を消費しているこの矛盾。説得力の欠如。自己嫌悪。)
 

2009年8月31日月曜日

山口県祝島へ

農家バイトがしばらくお休みなので、ちょっと山口まで行ってきます。着いたら連絡します。

祝島島民の会ブログ

ストップ上関原発


署名用紙ダウンロード
PDF http://shimabito.net/syomeipdf2009.pdf
MSワード http://shimabito.net/syomeiword2009.doc

上記署名にご協力お願いします。

2009年7月20日月曜日

農と絵の両立を


家族の助けがあって、やっと出来ている。


イラストが載ります。大ボリュームの見開き10Pと1P。扉絵も。テーマはふるさとの思い出。「俳句界」という雑誌です。25日発売。おもしろい特集なので、ぜひお買い求めくださいませ。


本業の農家仕事。収穫、出荷真っ最中。メロンとスイカ。めっちゃ美味い。オススメです!!!雨の日も風の日も、手塩にかけて育てました(お手伝いしました)
こちらからご注文できます。http://www.marujifarm.com/(丸次農園)
スイカは1個入れ2700円、2個入れ4200円(ともに送料込み)数に限りがあるのでお早めにご注文ください!

画像は俳句界のイラスト

2009年6月5日金曜日

芭蕉から寅さん、裕次郎、ツバメまで


イラストの仕事がまいこんだ。で、タイトル。質の良い、楽しい仕事なのだけど、かなりしんどい。もっと私が上手で手が早ければ。ここが頑張り所だな、と。しかし梅干の梅を収穫に出かけることが出来なかった。痛い。相当の痛手だ。嗚呼。

先月は伊豆アートフェスティバルに参加していた。人任せにしてしまい、申し訳なく最終日前日に日帰りで伊豆高原へ。額の押し縁が外れていた・・・。猫山カフェが大人気(?)で封筒などがこっそり売れてガソリン代と軽食費にはなった。

収穫物・・・そらまめ、たまねぎ、じゃがいも、さやえんどう、グリーンピース、インゲン、にんにく、ラディッシュ、カブ

種まき・・・・トウモロコシ、ささげ

定植・・・・・茄子、ピーマン、シシトウ、唐辛子

定植待ち・・・・へちま、かぼちゃ、綿


バイトでメロンの蔓整枝など。



育ってる・・・・にんじん


成功、失敗、中くらい、様々な状況。


先月はキヨシローがガンで死んだ。そして夏がやってくる。サマータイムブルースは放送禁止歌だそうだ。http://www.youtube.com/watch?v=aJdMa1VI0do

2009年3月23日月曜日

畑の土手にスギナが群生していて、そこからニョキニョキと土筆(つくし)が出てきてる。新聞に、土筆は花粉症に効くとあったので、両手にいっぱい持ち帰って、佃煮と天ぷらにして食す。けっこう美味しい。しかし両手にいっぱい採っても、佃煮なんか嵩が減ってしまってちょっと味見して昼の弁当のオニギリにいれて終わり。天ぷらは衣がつくのでおかずにはなった。
土筆の頭が自然農薬としてつかえるとのことで、頭は別にして食用としなかった。天日干してるのだけど、そのうち花(傘?)が開いてきて大量の綺麗な黄緑色の花粉(胞子?)が出てきた。

雑草というのは凄い生命力で、その季節の三種混合煮出し汁はいろんな野菜の病気に効いたりするらしい。これから試していこうと思っている。ニンニクは見事にサビ病にやられ、枯れかけている。土筆液はサビ病にも効くらしい。
借りている畑ではじゃがいもを植え付け、人参2種、二十日大根、カブ、チンゲンサイを播種。ピーマン、シシトウ、唐辛子、茄子、トマト、へちまをポットに播種。4月に入ったら、ローズマリーをポットに播種。ローズマリーは老化防止、アルツハイマーなどの予防にもなるらしい。目的は人参との混作。そして酢に漬けこんでリンスを作ろうと。これは昨秋に宮崎の綾町へ行ったときペンションきねずみの奥さんに教えてもらった。

玄米を7分つきで精米し、糠をとる。それで生ゴミ堆肥を作っていく。11月からやっている。

両手中指、腱鞘炎で負傷。リウマチかとハラハラしたけど、たぶん腱鞘炎。あと、鼻血が頻繁にでる。

先月24日に97歳の祖父が老衰で亡くなった。熱心なクリスチャンだった。身内だけで賛美歌で送る。献体が故人の遺志で、遺骨が戻るのは一年後だ。

2009年1月9日金曜日

明けてましたおめでとう


でも、今年の私は元旦目指して12月25日までに投函したのです。それでもまだ届いていないという方はご一報ください。すみません。

今日は雨(雪?)でお休み。絶好の味噌仕込み日和。やりました。乾燥大豆1kgと米麹1kgと塩500gで約3,75kgの味噌ができます。食べごろは秋。あと2㎏材料がある。秋に私と会う人は必ず味噌、握らされることでしょう。

絵も毎日描いてます。畑ではカブとチンゲンサイとにんにくが寒さに耐えています。さやえんどう、グリーンピースは小豆のリベンジとして4株ずつ芽が出ています。そらまめは24株。発芽率100%。うまくできれば5月ごろに私と会う人はそらまめを握らされます。

昨年からの社会活動としては、ささやかながらもこちらに協力させていただいています。今年も、出来ることはやっていきたいと思っています。甚だ微力ではありますが。


味噌の作り方。手際良すぎ。