2010年12月16日木曜日

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今朝はまたこの冬イチの寒さだった。

今、発売中の「現代農業」の最初の方(30,31ページ)に見開き2色のイラストが載ってます。福島県南相馬市まで取材にでかけての、初のイラストレポ。人に伝えることは難しいなあと改めて思った。俳句界のイラストはけっこう自由にできたけど、今回のはレポートだから、私の自由には出来ないことも多かった。普段、自分がいろんなこと適当に自由にやってるんだなあと自覚させられた。実は、こういうイラストの仕事をずっとしたかったのだ。なのでとても嬉しい。大変だけど、楽しい。あと8回の連載。がんばろう。

編集さんからいただいた本を読み終える。「森と木と人の暮らし」(農文協)たくさんのことを考えさせられたし、普段、思っていることと繋がっていた。でも読んだあとにはモヤモヤが残る。「どうすればいいんだろう」って。モヤモヤ考えてもモヤは晴れないので、とりあえず今出来ることをする。クロノス時間とカイロス時間を思う。必ずカイロス時間はやってくる。心をきたえて、準備をしておく。クロノス時間を大事にしながら。
簡単に言うとクロノスは秒針ではかれる時間。カイロスははかれない時間。

カイロス時間のことをうちでは、「宇宙の法則」とか「首根っこつかまれる」とか「運命」とか呼んでる。

先月、不思議なことがあった。去年、千葉県三芳村での出会いから、三浦市の自然農家の方ともご縁ができた。それが昨年の11月のことで、それからあっという間に1年が経ってしまい、ご無沙汰していた。その日も、偶然が重なって、急に三浦の自然農家の方をアポ無しで訪ねることになった。時間とか天気とかいろんな都合の全てがピタっときていて、それだけでも不思議なのに、翌日、三芳村から元々の紹介者であるご家族が2年ぶりに来訪されるというので、また次の日手土産を持って会いに寄った。

これとは逆に全く縁がない、繋がっていけない、会えない人もいるわけで。不思議なものだ。

画像は小川町のお寺の標語?すみませんでなごまないこともたくさんあるこの世の中。悩みは話してみると軽くなる。ウン。

2010年11月19日金曜日

クレソンとか麦まきとか




畑でおにぎりを食べながら、脇をながれる小川よりさらにちっこい流れを見ていた。でっかい雑草だなあと、その草をみていたのだが、なんだか美味しそうだな、これ・・・。ん?これ、クレソンじゃないか?だいぶ前に定植したクレソンが流されて5メートルくらい下流で超育ってた。収穫して食べました。美味しかった。
三浦のパン屋さんの麦まきをお手伝いしたり我がアトリエに12年ぶりの机が導入されたりミントペースト作ったりでなんだかんだで忙しい。先日入稿したイラストは、来月1日発売の現代農業に掲載されます!初のイラストレポ。「山のめぐみでひと稼ぎ 自然薯」です。見開き2色です。来年度9回の連載予定。

そんな中、川崎の民家園へ行ってきた。ひとことで言えば「凄かった」だ。何もかも。民家園の成り立ち経緯も移築してある全ての建物も。火の番をしているボランティアの人も。一度は行く価値は大きいと思う。違う季節にまた行きたいと思った。

2010年11月1日月曜日

おいものおかげ





秋、転職をし、絵を描く時間を多く持てるようになった。畑にも行く。ミントを摘んでペーストを作ったりイモを掘ったり。胡麻を干したりの農家的作業。イラストの仕事も、大本命の出版社からの依頼があり(万歳!!)先週、一泊二日で福島へ取材へ行ってきた。名人と自然薯掘りやキノコ狩り。私のことを知っている人ならば「あの、ホリロがキノコ!!」と驚くこと間違いなしです。山でキノコとったし、生まれて初めて(!)キノコ料理もした。生きていくのに、嫌いだから、とか苦手だからとか、四の五の言うのって、損にしかならない。ってことに30過ぎてからわかった。マニュアル車運転だって、あんなに出来なかったことがこんなに出来るようになった。「今更と言われながら覚えた、それは恥じゃないぜ」♪byバイファーザドーペスト(クレバ)あんなに出来なかった半クラも、車線変更も、まるで普通の人のように出来る。エンストだってしない。(あたりまえ)そして今月初めての免許更新だ。感慨無量。

家の光協会主催の紙芝居コンクールに作品を応募した。「おいものおかげ」入選するといいなあ~~~!がんばって描きあげた。猫山とクロが主役。いい演技してもらった。

友達から何故か出産おめでとうって葉書。いえ、まだ出来てもいませんから!働いてた農村でも、なぜか妊娠説が。ハラが出てるからか?電車でも席を譲られたことあるし。そんなに出てるかな、ハラ。

2010年10月16日土曜日

赤木さんの菜の花緑肥稲作DVD



 やっと形になりました!「赤木さんの菜の花緑肥稲作DVD」の中のアイコンに使われるイラストを描きました。内容はプロ農家向きなのですが、素人の目から見ても面白いし感動します。

「日本中の田んぼに菜の花が揺れ、花の中でこどもの遊ぶ声がする。100年先につながる農法だと思わんかね」

そんな赤木さんに弟子入りする木原美樹さんも、素敵です。二人が出ている昨年のドキュメンタリー、観られます。

無事この仕事が終わり、ひといきついたところへ新たな仕事の依頼が!!!

来週は福島県へその仕事の取材旅行へ行ってきます。
明日はとりあえずイモ掘りです。なると金時。ねずみにやられてなければいいけど。

画像は、ほめられたラフ。

2010年10月3日日曜日

俳句界10月号


月刊俳句界10月号「秋の夜長に読みたい文人俳句」特集。発売中です。似顔絵9点描きました。みんな個性的な顔・・・。個性的すぎて描きやすかったのは室生犀星。逆に描きづらかったのが内田百閒。女性は描きやすい。時代が古いので資料が少なくて大変なひとばかり。ウィキペディアで生い立ちを調べたりして、あとは、感情で描き切りました。危ういやり方。及川正通さんはすごいなあ、と思い出す。ふと検索してみたらギネス認定なのね、素晴らしい。

2010年10月1日金曜日

横須賀散策




湘南国際村というところのとなりにある子安の里という場所へ炭を求めて。竹炭と木炭を買う。

写真、炭焼きの直売所~そこにいた猫~子安の里

胡麻の収穫



先月20日に収穫。黒、白、金。育てるのは楽だけど、ここからが大変。

写真は収穫~穂発芽~収穫完了(壊された門柱と)

2010年9月18日土曜日

原子力大網見直し


内閣が意見を募っているので、応募しました。春にも募ってたけど忙しすぎて出来なかったので、今日ははりきって書いた。

参考にこれを。分かりやすい!


私が送った内容

★現行原子力政策大綱の見直しの必要性について・・・・ 必要有り

★見直しの必要な(または必要で無い)理由(200字以内)

政策が不透明で広く国民に知られていない。メディアが大きく正確に取り上げてきていない。報道規制があるのではと疑いたいくらいに。国から与えられている情報が正しいとは言い難いという内容が有識者から公開されている。原子力に掛かっている費用が私たちが支払っている電気料金から捻出されていることを、どれだけの国民が知っているだろう。(明細に記載が無いため)


★意見 上記の概要(100字以内)

 電源三法を見直す。上関原発建設にあたって起きている問題をメディアに報道させる。「核分裂反応はCO2を発生させないけど死の灰は発生させる」という事実を隠さず公表すべきである。

★見直しが必要と回答された場合、見直しのあり方や個別施策への意見(参考となる文献、資料等があればご送付ください。)(200字以内)

電源三法などに使われる税金を、新エネルギー政策へシフトさせる。家庭用太陽光発電を国と自治体が普及に力を注ぐ。世界唯一の被爆国である日本は、アジアへ原発を輸出すべきではないと思う。過去に人形峠の放射性の残土を国内で処理できずアフリカの先住民の土地に捨てたという事実がありますが、他国に迷惑をかけることだけはやめてほしいです。国として 恥ずかしいです。


以上です。

写真はカボチャの雄花。

2010年9月17日金曜日

支援した映画


「祝の島」と「ミツバチの羽音と地球の回転」

9月になってようやく観ることができた。ちゃんとエンドロールに名前載ってました!

何が私たちに出来るのか、ってことをミツバチ~の鎌仲ひとみ監督が映画のあとの講演会で語ってくれた。

知ること、広めること(ぶんぶんと)行動すること。だ。

 観て聞いて考えて、人からも色々アレコレ言われ(怒られ、諭され)私がやらなきゃいけないことは、怒らず、ヒステリックにならず、自分の生活をきちんとすることなのだと、改めて分かった。(ホントかよ?・・・といわれかねないが)テレビも新聞も嘘ばっか(これが怒ってるといわれる)でイライラするけれど(これも・・)きっと、よい方向へ進んでいくと信じて、日々勉強していって、もし何か求められた時はサッと返事&行動できるようにしておきます。


最近勉強したこと

「原子力発電所は二酸化炭素を排出しない」というのは真っ赤な嘘で、正確に言うならば、「核分裂反応は二酸化炭素を排出しません」です。

二酸化炭素は出さなくても、手に負えない量になっている「死の灰」が出てます。発電に必要なウラン鉱石を掘るのにもにCO2、(+放射能のごみ)を出して、それをはるか遠くの国(先住民が被爆している)から運ぶのにもCO2、原発建設(田舎が二分され悲劇が起こっている)するのにも、ウランを核燃料に加工する(うちから遠くないところでやってます5キロ以内)のにも、核廃棄物を再処理する(できていない)のにも膨大なエネルギーと資材を投入する。全過程でみれば、ちっともエコじゃないし、CO2と放射能出してます。

テレビやラジオ新聞雑誌では本当に必要なことを伝えてくれることは非常に少ないので、注意したいです。

写真は少し前の胡麻の花。もうそろそろはじけます。

2010年9月12日日曜日

日々新


 季節もかわりつつありますが、まだまだ残暑が厳しいです。新しいことにチャレンジし、緊張しすぎてお腹を下すという悲惨な早朝を過ごしています。イラスト仕事もポツポツとやっていて、形になればこれも初めての媒体なので楽しみです。(DVDの中に使われるのです)

 しばらく姉とその赤ちゃんが家を賑やかに明るくしてくれてます。小さきものの愛しさよ。なんてかわいいのだ!ちから強くおならをし、小さい音でしゃっくりをしています。かわいい。

 写真は小川町土産の和紙アドレス帳。こういうものを並べて眺めるのがかなり大好きで、さらにこれを人にあげるのが好きで、最後は自分の手元に無くなってしまうこと多々あります。次に私と会う人はこれ、もらえます。(たぶん)

2010年9月8日水曜日

夏まとめ4


 夏休みに小川町へ行ってきました。イラストレーターのトモさんのお世話になってきました。有機農業のカリスマ金子美登さんの畑を見に行ったりいろんな人とお話したり。見たり聞いたり勉強です。道を走っているとどの畑でも胡麻を作ってて、しかも上手で驚いた・・・。
横須賀を早朝(4時くらい)に出れば多摩川IC~環八~関越とすんなり行けて埼玉まで近かった!次回は秋のお米の収穫に参加したいなあと思っています。

小川町のとなりの東松山は丸木美術館があり、帰りに寄りました。原爆の図は涙が出る。子供ができて大きくなったら必ず連れていきたい。丸木スマの絵も最高だった。

写真・通りすがりの合鴨

夏まとめ3


俳句界来月号(今月末発売)にもイラスト9点載ります。似顔絵です。思えば高校の卒業制作に、大勢の似顔絵描いたりしました。クラス全員描けなかったのが心残りで大変後悔してます。何故描けなかったかというと、描き始めたのが卒展ギリギリで、授業はもう無く、クラスメイト達は制作を終え受験などで学校に来てなかったので写真を撮らせてくれる人が少なかったのです。もう少し早く描き始めていれば、もっと良い作品になっていたのに。ま、でも遅筆はその後改善され、こうしてイラストの仕事も出来ているわけです。・・時間はかかりましたが。

俳句界10月号「文人俳句大特集」夏目漱石

夏まとめ2


俳句界9月号発売中。「俳句で130歳まで長生き!特集」にイラスト7点載ってます。日野原重明さんのインタビューもとても面白いです。

夏まとめ1


猛暑。さすがの三浦半島も暑くて死にかけました。スイカもメロンも豊作でした。

2010年7月26日月曜日

スイカ


種まきから、接木、交配、収穫、出荷まで、手伝ってます。

かわいいかわいい。おいしいおいしい。

睡蓮


庭の睡蓮。5、6株咲いてたりする。朝は早いので毎日会えます。

数年前に倉敷へ人に会いに行った。そのとき観た大原美術館の睡蓮は本当に美しかった。モネの睡蓮の株分けだとか。倉敷民藝館もすばらしくよかった。夏になると思い出す。

適した野菜は


借りている畑は水分があって日陰なのでミョウガとかショウガがよく出来るようです。ミョウガは、茄子やキュウリなんかと一緒にダシにして食べてます。

2010年6月22日火曜日

小麦脱穀とか祝島のこととか

朝から日暮れ後まで小麦の脱穀。古い足踏み脱穀機で。まだ全て終わってないが15キロくらいとれそうだ。

先日グーグルアースで祝島を見たら、写真が更新されてて、かなり至近距離まではっきりと見ることができた。あんなに綺麗な場所は初めてだ。なんて素晴らしいんだろうと、航空写真をみて思った。

「祝の島(ほうりの島)」がポレポレ東中野でロードショー。以前、少ない金額を出資したら、監督から手書きのお礼状がきた。そのあと祝島のひじきも届いた。
「ミツバチの羽音と地球の回転」の試写は見に行きそびれ、友人に代わりに見てもらった。早くみたい。

祝島に行ってみたいとさらに強く思う。

2010年6月14日月曜日

遠野物語出版100年


イラスト仕事は、俳句界。柳田国男の「遠野物語」特集。マヨヒガとかオシラサマとか、ザシキワラシとか。5カットほど。7月号、今月25日頃発売。

小麦収穫


小麦収穫。梅雨前に晴れが続いてよかった。雀の襲来。どんどん増える。写真は春菊の花。

梅不作


等々力の墓に祖父さんが植えた梅の木がある。自家和合らしく一本で実をつける。先月29日の早朝、墓参りをして梅を収穫する。近年にない不作。2、5キロ。梅酒と梅干を仕込む。
写真は梅酒と昨秋とれた秋ウコンと春ウコンをミックスでウコン酒。

2010年5月22日土曜日

ソラマメ


昨年はアブラムシにやられたソラマメは、今年は小麦との混作により成功。小麦にアブラムシの天敵が住み着いた。無農薬でもラク。味も良し。

ライ麦でクッキーを作ってみた。珍しい味。

2010年4月27日火曜日

秋から春


 お元気ですか、私は元気です。久々の余裕ある急休日です。午後から雨だそうです。俳句界2009年12月号と2010年4月号にイラスト仕事しました。特に4月号「ローカル線の旅特集」は見開き1Pと、北から南までの名所25カットが載ってます。必見です。よろしくお願いいたします。

一昨年から目をつけている出版社への初イラスト営業。(準備中)

自家製胡麻、バジル、人参などをつかったお菓子作り実践中。

味噌づくり、納豆づくり。納豆の成り立ちに感動。

春、畑に野ウサギ5匹発見。長渕似の渋いやつら。

冬~春に採れたもの・・・・・人参、カブ、白菜、大根、葉もの数種、カリフラワー、ブロッコリー、など

今、採れているもの・・・・葉もの数種 グリーンピースなど豆類

これから採れるもの・・・・ソラマメ、玉ねぎ、二十日大根、等々他にもたくさん

播種したもの・・・・ゴボウ、人参、ジャガイモ、生姜・・・等々他にもたくさん