2011年2月27日日曜日

祝島のこと

祝島のこと。感じたこと、できること、誤魔化さず、目をそらさないようにしたい。以下転送ですが、ご協力おねがいします。明日までですが・・・。


「上関原発建設計画地での作業への抗議文」への賛同を要請

◆【賛同要請】上関原発計画地での危険かつ強引な作業強行への抗議文◆

みなさま
現地に行けなくてもなにかできること、声を上げることと考え、
抗議文をつくりました。ぜひ、賛同してください。

◆賛同は、
個人名(所属もしくは市町村も付けて)
団体名、どちらでもかまいません。

◆締め切り 2月28日(月)朝10:00まで
(整理して、28日中に出す予定)

◆宛先は、以下のメールアドレスまでお願いします。
「上関原発の問題を知る」全国有志の会
  grugru@ma.comco.net  

◆呼びかけ人
「上関原発の問題を知る」全国有志の会
 虹のカヤック隊応援団@北海道

*現地の情報*
祝島島民の会ブログ http://blog.shimabito.net/
虹のカヤック隊ブログ http://ameblo.jp/nijinokayaker/


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                        2011年 2月 日


                                

内閣総理大臣 菅直人様
経済産業大臣 海江田万里様
環境大臣 松本龍様
山口県知事 二井関成様
山口県上関町町長 柏原重海様
中国電力株式会社 取締役社長 山下隆様

◆山口県上関原発建設計画地の一方的な埋め立て工事に伴う
      現場での危険かつ強引な作業に強く抗議いたします◆  


          「上関原発の問題を知る」全国有志の会
           虹のカヤック隊応援団@北海道

                         
 私たちは、山口県上関町の上関原発計画地埋め立てに関して中国電力が説明を求める地元住民を全く無視した形で一方的に工事を着手し、現場海上及び陸上で危険な作業を強行している事に強い憤りを感じています。
 2月21日から中国電力は多数の作業員や警備員を動員して強引な埋め立て工事を再開しました。この一方的なやり方に危機感を持った人達が現地に集まり抗議活動をしていますが、それを全く無視する形での強硬な作業の進め方により2月23日にはついに祝島の高齢者を含む2人が負傷し、救急車で搬送される事態が起こりました。
 現地の人達の抗議活動は現場に駆け付けられない私たちの意志を代表するものであり、中国電力のこのような非人道的で不当な暴力を認めることはできません。
 原発問題に限らず、一般市民との十分な論議の場も設けず一方的に力ずくで押し進めていくやり方が、日本社会のあらゆる矛盾を生み出してきたと言っても過言ではありません。それを軌道修正し、問題点を洗い直し、対話と協調を重んじる中から持続可能な社会に育て直したいと願う民意を背負って政権交代は実現したはずです。
 私たちは、上関原発計画地の対岸わずか4km先にある祝島の住民9割が30年近く反対の意志を表明していることや祝島の漁師が10億円以上におよぶ補償金を受け取らず、豊かな自然と共に経済的自立と地域活性化を目指して取り組んできたことを知っています。
 また、埋め立て予定地の田ノ浦周辺は豊かな漁場であると同時に、スナメリクジラや天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確認されるなど、世界的にも希少な動植物の宝庫です。昨年開催されたCOP10では、貴重な生物たちの多様な生態系を育んできた田ノ浦の海が世界的な評価を受けました。このように世界からも注目されている独自の生態系を育む海に対して、生物多様性基本法案にもとづく環境アセスメントが正確になされたとは思えません。
 これら、解決できていないたくさんの問題や対話の数々を置き去りにし、祝島島民の会が通産省へ提出した署名80万筆以上の民意を全く無視して埋め立て工事を強行する中国電力の強引なやり方、そしてそれを黙認している行政側の姿勢に対して、私たちは強く抗議を表明すると共に作業の即刻中止を求めます。

以上です。

2011年2月24日木曜日

紙芝居

昨秋に応募した紙芝居は落選しましたが、そのコンクールの優秀賞が発表されました。

上位の方の作品、ヤバイです。とても良いです。感動しました。いいコンクールでした。また次回もがんばろうと思います!話の作り方も勉強しなければ。絵ももっと明解に表現できるように・・・。課題がたくさんだ。

紙芝居といえば、小さい頃はかなりはまってひとり紙芝居を図書館で演じたものでした。この歳になって、改めて「紙芝居」というものを見直して、何が一番好きだったかなあと思い巡らすと、おぼろげに思い出された作品がアンデルセンの「おかあさんのはなし」です。いわさきちひろさんの絵なんですね。大事なものを失っても我が子を取り返しにいく母親の姿が幼心に響いてたのかな。(Mッ気あるから好きだったのかもしれない。)

にしまきかやこさんの「さるとかに」もすごく良い。和歌山静子さんの作品も素晴らしい。茂田井武さんも、長生きしてたら紙芝居作ってたかなあ。

2011年2月14日月曜日

ほめられた


今発売中の現代農業3月号に「山のめぐみでひと稼ぎ②クレソン」が載っています。福島の南相馬市まで行き、名人の細川さんを取材しての今回の連載です。来月の4月号は山菜の「コシアブラその1」です。先日無事入稿出来ました。今回は編集さんからもほめられ、3月号は名人からも100点をいただき、喜び小躍りしています。

過去の褒められ記憶をたどってみた。

中学1年の時の美術の先生に、初めて絵を褒められた。何かの絵が市内巡回みたいな何かの動きに選ばれたような記憶。あまり覚えていないが。

2年生の時、新しい先生が来て、絵を褒められた。「オマエみたいな妙なヤツは芸高へ行ったほうがいい」と言われた。その先生こそ妙なヤツで、芸高の卒業生だった。

3年生の時また先生が代わって、この先生が一生の恩人になったのだが、二十歳頃の浪人していた間に音信不通の不義を働いてしまい本当に連絡がつかなくなってしまい今日に至る。
2年の終わりに、面倒をみてやろうとおっしゃり、受験まで付き合ってくださった。基礎の基礎だけを教え、とにかく褒めて育ててくれた。口癖は「いーんじゃなーい」だった。そして都立芸術高校に合格。あの年はよく雪が積もってた。

思えば、褒められたから選んだ道なのだ。

絵を描くときは、精神状態はあまりよくない。描いている時も決して楽しい思いはない。逆に辛くて面倒くさくて仕方ない。でもその絵が仕上がるのを一番楽しみにしているのは自分だ。最近ようやく自分の絵が好きになってきた。どんな形であれ絵を描いて生きて行こうと決心してから20年経つ。たくさんのひとにありがとうと言いたい。これからも頑張ります。

写真は、福島の直売所で置いてくれてた絵のコピー。