2011年11月10日木曜日

山のめぐみでひと稼ぎ、最終回と、炭焼きDVDと近況


出産前の最後の仕事が形になりました。1年間の連載をさせていただいた「山のめぐみでひと稼ぎ」が今月号で最終回となりました。3,11がなければもう1年、というお話もあったので非常に寂しく、残念です。とても楽しい仕事でした。細川さんの人柄がとてもすてきで、もっともっと取材をしたかったです。先日、「生まれたか?」とお電話いただき、今度野菜を送ってくださるとのこと、ありがたいです。南相馬のことなんかわすれちまったよ、と、笛吹での野菜作りが軌道に乗ったようで、忙しそうです。今月号の最後のカットが一番よい出来で気に入ったと、褒めていただきました。現代農業12月号、発売中です。

そして、以前から興味深々だった炭焼きのイラスト依頼をいただきました。「山のめぐみでひと稼ぎ」のタッチで、と言われかなり苦戦しましたが・・・。カラー4ページで載ってます。現代農業特選シリーズ「炭をやく、炭を使う」DVD付き。発売中です。

4年ほどお借りした畑を、最後のサトイモを掘りあげて返却しました。最後の日、いつもの道が通れず、別の山から下りることとなり、初めて見る角度に興奮しました。写真は撮るのは大好きだけど撮られるのは嫌いな私の臨月&畑写真。作付けしていない、山側の細長い畑が、思い出の畑です。日陰で、水が多くて、サトイモやミョウガ、しょうがなどにピッタリの畑でした。

出産予定日まであと3日。3333グラム。とても元気。出る気はあまりなさそうに感じる。赤ちゃん迎える仕様に家も大掃除、片付けをして、服もおむつも水通しして、準備万端です。写真は9月末に撮ってもらった4D写真。どんなお産になるんだか・・・。

2011年10月4日火曜日


 和歌山行きは延期になり、横須賀で出産をすることになりました。いよいよ臨月。お腹の中の人は大暴れ。

現代農業11月号、山のめぐみでひと稼ぎ8、キノコ、アカモミタケが載ってます。12月号で最終回です。

炭焼きのイラストを最後の最後でお引き受けし、ようやくゴールが見えてきたところ。とにかくお腹が苦しい。

終わりのミョウガ、台風で傷んだサトイモ。

2011年9月18日日曜日

近況・よこすか・みうら・なちかつうら


 和歌山移住を計画していたのですが台風とか土砂崩れとか、いろんなものに阻まれて、結局まだ横須賀にいます。今後の予定はまだはっきりしませんが、近日中にはっきりさせます。引っ越しをするからと、お断りしたお仕事など悔やまれますが、来月はもう臨月。お腹がデカくなるのつれ、筆のスピードが遅くなる今日このごろ。お断りして良かったんだと思っています。暑くてゼイゼイいいながら最後の「山のめぐみでひと稼ぎ」の原稿描いてます。先日、プライベートで山梨まで細川名人に会いに行ってきました。お元気そうでした。よかった。本当に楽しい仕事でした。感謝です。

逆子になっていた子がもとに戻りましたが、まだ32週なのでゴロゴログルグル動いてます。

写真はサトイモとミョウガ

2011年8月29日月曜日

夏まとめ4


現代農業9月号に山のめぐみでひと稼ぎ⑦キノコその1キンタケが載ってます。あと、俳句界9月号に似顔絵5点載ってます。飯田蛇笏とか。

夏まとめ3


三浦で借りていた畑を返す準備。今残っているのはトマト、茄子、ピーマン、シシトウ、サトイモ、ミョウガ。


夏まとめ2


お盆にダンナさんと横浜の実家へ、荷物を取りに帰る。兄がパエリアを作ってくれた。母はビシソワーズを。姪はピアノの生演奏。
私の荷物は前回3分の1は処分したので軽のバンに乗り切る量だった。荷物を運んでて改めて思ったこと。箱が多い。病的なくらい。箱が好きらしい。

10年くらい前に世田谷ボロ市で買った積み木。夫&姪の合作。鳥は、15年前下北沢の古道具屋で500円で買った柳宗理笛。純正。

夏まとめ1


この夏はトマトが豊作だった。サンマルツァーノ、スピタス、それの異株で3種類。生食で間に合わないので、水煮の瓶詰め、ほとんどがジュースにして消費。とてもおいしかった。ムーランが欲しくなった。
友達に結婚祝でいただいたホーロー鍋が大活躍。これで1,5リットルくらい出来る。

2011年7月22日金曜日

過去の作品


 基本は変っていない。あのころも偶然に頼っていた。今はその偶然の発生率が高くなった。あとはごまかし方が上手になった。趣味が仕事になって、だいぶ楽になった。編集さんが、正してくれるし、褒めてもくれる。さらにお金もいただける。いい事尽くめだ。こんな風に仕事が出来るのは家族のおかげ。
 これは10年前プリントゴッコで作った音楽会のDM。趣味だからお金は発生していない。ああ、誤字があるし・・・。苦労したのに苦労が見えないのは版画のいいとこだなあ。
 この後挫折して、またしばらく絵筆を押入れにしまいこむ。5年後火をつけられ再び描き始めた。挫折は自分の思い込みで、いつだって私の絵は私を助けてきてくれた。

 先日、実家で荷物を処分した。19年間のスケッチブックとかデッサンとか描き損じとかを捨てた。高校で褒められた作品と、予備校で1位2位とった作品だけは捨てられず、邪魔になるけれどとっておいた。

 過去の恥ずかしい作品群を燃えるゴミと資源ゴミに分けながら、作品の良し悪しを決めるのは、そこに愛があるかどうか、ということだと思った。証拠隠滅するかのごとく捨てたけど、このゴミの延長上に自分がいることを忘れないようにしたいと思った。

2011年7月18日月曜日

なでしこジャパン




アメリカに勝った!よし、次は食糧の自給だ!

食糧の自給なくして自立はありえない。

お米農家さんを尊敬します。

三浦の小麦プロジェクトも素晴らしい。

がんばれ農家。

絵は、ふるさと狛江の心象風景。

2011年7月16日土曜日

0716


安定期を楽しく過ごしています。お友達と会ったり、料理をしたり、図書館行ったり畑行ったり。

友人からいただいた水天宮のお守り。守られてます。

イラスト仕事も、どういうわけだか忙しくなってきました。現代農業、NHKステラ、そして久しぶりの俳句界。がんばらなくては。

庭ではゴーヤ、キュウリ、ねぎ、ルバーブ、山の芋、チョロギ、ブルーベリー、ニラ、トマト、ミョウガ、ウコン・・・・。いろいろやってるなあ。畑では茄子、トマト、ピーマン、シシトウ、枝豆、トウモロコシ、インゲン、ニンジン・・・。今年は胡麻、生姜をやりませんでした。秋に畑を返却する予定なので、夏野菜で最後です。

昨秋に収穫した落花生で自家製ピーナツバターを作ったら、とても美味しかった。

赤ちゃんは、おそらく男の子でしょう、と。生えてました。順調です。

2011年7月10日日曜日

現代農業8月号とNHKステラ


今発売中の現代農業8月号に「山のめぐみでひと稼ぎ⑥タナゴ」が載ってます。細川さんの楽しそうな様子が描け、我ながら良い出来だと思います。来月号はキノコその①キンタケ、10月号が休みで、11月号がキノコその②アカモミタケ、12月号がしじみ。これで最後です。かなり寂しい・・・。原発事故のせいで細川さんは山梨県笛吹市へ疎開。新たな取材なしで、最後まで来ました。もっと取材したかった・・・。本当に楽しい仕事だった。(まだ終わってないけど)
そして新たな仕事。NHKステラに不定期で採用されてます。カラーです。大好きな茂田井武さんの縁の編集さんから声をかけていただきました。嬉しい。たぶん来週号に載ります。画像はそのラフ。

2011年7月2日土曜日

送電線

http://tanakayu.blogspot.com/2011/06/blog-post_8051.html

田中優さんのブログ。こころが痛くなった。

送電線の国有化を願う署名
http://maketheheaven.com/japandream/


以下転送です。

署名締め切りは7月4日!7月7日に提出
http://maketheheaven.com/japandream/

▽田中優は、世話人のひとりです。

未来バンク事業組合理事長、非営利組織「ap bank」監事
田中優
http://maketheheaven.com/japandream/?page_id=21

電力帝国から自由なアクセスへ

 道路や河川、海などに、人々は自由にアクセスできる。私有物
にされたら、人々は自由に動くことができなくなる。
 送電線も同じだ。電力会社の私有物になっているから不公平な
購入価格が正当化され、人々の生みだす自然エネルギーは著しく
不利な購入価格にされている。
 電話線へのアクセスが自由化されることで通話料金が著しく安
くなったように、送電線もまたアクセス自由になるべきだ。
 私有化は権力を生みだし、シビリアンコントロールが効かずに
原子力発電所の事故をも生みだしていた。事故隠しや地震による
柏崎刈羽原発の破壊など、すでに起きていたのに。
 私たちは二度とこのような事態を生まないために、送電線のコ
モンズ化を求める。
 公共財として自由にアクセスが許されるものにするのだ。私た
ちの未来を、私たちのものにして取り戻すために。

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まだの方は、今すぐどうぞ!
▽電子署名フォーム
http://maketheheaven.com/japandream/?page_id=39#densishomei

2011年6月12日日曜日

梅仕事


梅仕事。等々力の墓の梅の木が昨年切られてしまったので、心の底から怒りやら絶望やら込み上げたけどすぐに仕方ない、と諦めた。そしたらお隣から佐島の梅をおすそわけいただいた。1キログラム。しばらくお酒は飲めないから、今年は梅シロップを漬けた。家に氷砂糖がなかったので、上白糖で仕込んだ。大丈夫かしら。梅の実を凍らせるやり方がけっこうネットであったけど、早く仕上がってもどうやら美味しくないらしい。ここはスローに、普通のやり方でやってみた。ビンがなかったので、昨年仕込んだ梅酒を小瓶などに移す。もちろん私は飲んではいけないのだが・・・少しなめてみた。おいしい。来週、旧友に会うのであげようと思う。酒に浸かった梅の実は甘露煮にした。これはどの程度アルコールが飛んでいるのだろうか。1つ食べてみる。おいしい。もうひとつ。もう・・・。とまらない。梅酒の梅の実の甘露煮は胎児には良くないのだろうか。わからない。

今月のイラストの仕事がひと段落したので、今週は畑ウィークだ。ジャガイモ掘りだ。つわりもほとんどなくなってきたからお菓子、パン作りも再開だ。あれもしたい、これもしたい、と欲張るとつわりがぶり返すのだが・・・。でも吐き気眠気に襲われることがなくなって、時間もあって、なんだかいてもたってもいられないのだ。

2011年6月6日月曜日

0606

この動画を探していた。やっと見つかった。ちょっと長いけど、とてもわかりやすいのでぜひ見てください。

巨大企業モンサントの世界戦略(前編) 遺伝子組換 バイオテクノロジー
http://video.google.com/videoplay?docid=2219229390528597169#


今月の現代農業7月号にイラストレポ載ってます。「山のめぐみでひと稼ぎ⑤」。もう⑤です。のこり4回となりました。取材先の細川名人のその後の被災生活が別特集で組まれていてホロリときます。全国の農家の、自然とともに生きている様子や、農家の自家発電、飯田哲也さんの記事など、興味深い内容ばかりです。今月号は特に面白いのでオススメです!

じゃがいもの無肥料無農薬栽培に挑戦しました。いよいよ収穫です。毎年、緑のカーテンはやってますが、今年もゴーヤをやります。自家採種したもの。今年の苗管理は全て私がやっています。1月には落ち葉と米ぬか、鶏糞で1畳ほどのミニ踏み込み温床を庭につくったり、失敗覚悟でしたが、夏野菜の苗はまあまあの出来。トマトはなかなか良い出来でした。福島でいただいた自然薯の頭を種いもにして栽培中。いろいろやってるなあ・・・。イラスト仕事もパラパラ・・・と。地味にやってます。

ようやく安定期に入り、波のある後期つわりも2,3日前からこんどこそ落ち着いたような具合。長かった・・・。今朝は空気がとってもおいしく感じられた。食べ物、飲み物がおいしくいただけることに感謝。
一番つわりがひどかった時はあらゆる匂いが駄目で、しまいには風呂あがりの自分の匂いで吐きそうになった日もありました。家のにおいもだめ、外に出てもだめ、他人の匂いもだめ。鼻の穴にティッシュをつめて生活していました。今思えばああ、不思議。おなかが少し丸くなってきました。まだ目立ちません。

2011年6月3日金曜日

遺伝子組み換え?

モンサント社の恐怖の収穫
http://www.youtube.com/watch?v=V-ESDpUrKck&NR=1
http://www.youtube.com/watch?v=f58-ToNpdNo&feature=related

モンサントと農民自殺
http://www.youtube.com/watch?v=246VHBgsXHo&feature=related

インドの綿花生産者の自殺とモンサント
http://www.youtube.com/watch?v=sVeey_CUFW0&feature=related

危険な遺伝子組み換え作物
http://www.youtube.com/watch?v=kHxBtUnNtpk&NR=1


・・・・で、日本はその遺伝子組み換え種子の使用を承認しようとしているようで、意見、情報を募集している。


何が問題かというと諸説あるわけですが、右脳人間の私の感覚で言うと、今年収穫した大豆は来年の種にでき、農民はそれを何百年も繰り返してきて、その種は長年かけて、その土地にあったものになるのだが、そういう営みを企業が奪ってしまう。企業の特許なので自家採種しちゃいけない。その企業から毎年高額な種と、農薬と科学肥料を買わなくてはいけなくなる。・・・・。そんなのイヤダ。

21日までにもっと勉強して意見しないとな、と思うのです。良い悪い、賛成反対は後回しでもいいから、関心を持った方がいいと思うし、こういうことの問題の本質は、日本の教育のありかたや、戦後の原子力政策にも共通してあるように思う。知らなかった、教えてくれなかった、じゃ済まされないから・・・。受動じゃいけない。

2011年5月6日金曜日

伊豆高原アートフェスティバル




もう随分とお世話になりっぱなしのメリーさんに言われるがまま、作品展示しています。

伊豆高原アートフェスティバル、マップ29番のギャラリーカフェMerryさんにて、グループ展「猫のいる風景」
5月1日~5月31日、10時~17時(無休)

新作は一点もありません。すみません。一昨日くらいから体調がだいぶよくなったので、あわてて販売用のポストカードを印刷しました。99年~2008年の10年間に描いた猫の絵を片っ端から再利用です。さっきゆうパックで出荷しました。

伊豆、そしてMerryさんといえばこのブログを書くきっかけともなりました。第一回。内容が濃すぎて、書かなきゃと思ったのでした。

伊豆のおすすめはMerryさん経営の宿「1本のえんぴつ」素泊まり3150円~5250円から。食事は出ないので、出前をとったり、外食へでかけたりがよいです。食材を持ち込んでキッチンで自炊も出来ます。部屋からの眺めはかなり良いです。

大室山や、シャボテン公園もいいぞ!!

画像は猫ポストカード。99年グループ展より「猫お香」2008年猫楽百貨より「クロ」「バイト」


放射性被爆がれきの処理についての市民からの電話。
http://www.youtube.com/watch?v=d47qPsAoN2A
ちなみにチェルノブイリ事故における瓦礫は放置らしい。放射能を飛散させる野生動物は射殺。気が付いたらすぐそこのゴミ処理場で燃やしてるかもね。どうしたらいいんだろうね。

2011年4月24日日曜日

20ミリシーベルト/年

★20ミリシーベルト/年がどんなものなのか、参考になる。しかもこれは成人のデータです。
原発・核燃料施設労働者の労災申請・認定状況
 
★ドイツの許容量0.3ミリシーベルト/年をはるかに下回る0.00009から0.0003200ミリシーベルトでの間なのに原発周辺のガンの危険性が高い。0.3ミリシーベルト/年ですよ?それを20ミリシーベルト/年って・・・。
南ドイツ新聞 原発周辺のガンの危険性


岡山に疎開している福島県川内村の獏原人村の大塚愛さんからメールで教えていただきました。以下転送です。

25日23時締め切りの署名、ぜひご協力ください。


---------- 転送メッセージ ----------

●20ミリシーベルト撤回を求めるネット賛同署名が開始されています。よろしくお願いします!

・・・・・・・・・・・・・・・

美浜の会、フクロウの会、グリーン・アクション、FoE Japan、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室の6団体は、下記のような緊急声明および要請を政府に対して提出します。連名可能な団体・個人は、4月25日(月)23時(一次締め切り)までに、下記のフォームよりご連絡ください。
https://spreadsheets.google.com/spreadsheet/viewform?formkey=dGFmYldDV3RzVXFiV2Z5NDhuQXp4OXc6MA

=======以下声明&要請文
呼びかけ団体:グリーン・アクション、グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、福島老朽原発を考える会、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、国際環境NGO FoE Japan

【緊急声明と要請】
子どもに「年20ミリシーベルト」を強要する日本政府の非人道的な決定に抗議し、撤回を要求する

4月19日、文部科学省は、学校等の校舎・校庭等の利用判断における放射線量の目安として、年20ミリシーベルトという基準を、福島県教育委員会や関係機関に通知した。この年20ミリシーベルトは、屋外で3.8マイクロシーベルト/時に相当すると政府は示している。3.8マイクロシーベルト/時は、労働基準法で18歳未満の作業を禁止している「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)の約6倍に相当する線量を子どもに強要する、きわめて非人道的な決定であり、私たちは強くこれに抗議する。

年20ミリシーベルトは、原発労働者が白血病を発症し労働認定を受けている線量に匹敵する。また、ドイツの原発労働者に適用される最大線量に相当する。さらにこの基準は、大人よりはるかに高い子どもの感受性を考慮にいれておらず、また、内部被曝を考慮していない。現在、福島県によって県内の小・中学校等において実施された放射線モニタリングによれば、「放射線管理区域」(0.6マイクロシーベルト/時以上)に相当する学校が75%以上存在する。さらに「個別被ばく管理区域」(2.3マイクロシーベルト/時以上)に相当する学校が約20%も存在し、きわめて危険な状況にある。

今回、日本政府が示した数値は、この危険な状況を子どもに強要するとともに、子どもの被曝量をおさえようという学校側の自主的な防護措置を妨げることにもなる。
文科省は、20ミリシーベルトは、国際放射線防護委員会(ICRP)勧告Pub.109およびICRP3月21日付声明の「非常事態収束後」の基準、参考レベルの1-20ミリシーベルトに基づくとしているが、その上限を採用することとなる。21日現在、日本政府からは、本基準の決定プロセスに関しては、何一つ具体的な
情報が開示されていない。また、子どもの感受性や内部被曝が考慮されなかった理由も説明されていない。文科省、原子力安全委員会において、どのような協議が行われたのかは不明であり、極めてあいまいな状況にある(注)。
私たちは、日本政府に対して、下記を要求する。
・子どもに対する「年20ミリシーベルト」という基準を撤回すること
・子どもに対する「20ミリシーベルト」という基準で安全とした専門家の氏名を公表すること

(注)4月21日の政府交渉で、原子力安全委員会は正式な会議を開かずに、子どもに年20ミリシーベルトを適用することを「差支えなし」としたことが明らかになった。また、4月22日、5人の原子力安全委員の意見とりまとめについて議事録は無かったと、福島瑞穂議員事務所に回答している。

(参考)
4月21日付ドイツシュピーゲル誌の20ミリシーベルト設定に関する記事(「文部科学省、子どもたちに対してドイツの原発労働者と同様の被爆限度基準を設定」)より、専門家のコメントエドムント・レンクフェルダー(オットーハーグ放射線研究所)「明らかにがん発症の確率が高まる。基準設定により政府は法的には責任を逃れるが、道徳的には全くそうではない。」

以上転載終わり

2011年4月21日木曜日

0421

 前から気になっていた雑誌を講読することにしました。週間金曜日
一番嬉しかったのは尊敬してやまない永さんの連載があったこと。よかった。永六輔さん。ファンレターには必ず返事を書かれていた永さん。私も返事をいただいたことがあります。

妊娠するとすっぱいものが食べたくなるといいますが、「すっぱいものなら食べられる」が適当な表現かと思いました。今日から何日か、横浜そごうの催事、「神奈川横浜グルメセレクション」へバイトにでかけ、そこでterra鎌倉というお店のピクルスを試食したらモウレツにおいしくて2パック買ってしまった。ふと「大草原の小さな家」の町の商店の娘、ネリーのことを思い出す。妊娠中の彼女はでかいキュウリのピクルスに蜂蜜をたっぷりかけてガツガツ食ってました。ああ、わかる~、って感じ。

つわりでナマモノ、生っぽいものが食べられなくなる。米が炊ける匂いからして降参。野菜も茹でる匂いがだめ、肉もだめ。逆に加工品が食べやすい。何件か試食して、食べられたのはピクルスとか、~のオイル漬けとか、さつまあげとか、ハムとか、アイスクリーム。茅ヶ崎のジェラート屋さんのトマトのジェラートが美味しかった。

ああ、はやく~丼とか、食べたい。海鮮丼がおいしそうだったけど、絶対無理だなと諦めました。


浜岡原発緊急安全対策
浜岡原発を止めよ、山田孝夫
浜岡原発の危険を語る
母乳から放射性物質
全国放射能マップ

2011年4月12日火曜日

0412

今日は、事故レベルが7になりました。積算で37京~63京ベクレル放出されたそうです。チェルノブイリの1割前後の量です、がセットになってる。

命数法
珍しい単位が歌詞に出てくる歌。夢のスープ谷山浩子。億、、兆、京、・・・・・阿僧祇、那由他。歌の中ではごろが悪かったのだろう、おくちょうけいなゆたあそうぎ、って歌ってる浩子さん。

近所の桜がきれいですが、毎年開催される桜祭りが自粛されました。桜の下でムクドリが2羽歩いていて超萌えでした。なんであんなにかわいいのだろう。クチバシがやたらにオレンジ色。かわいい。動きもボーっとしてるんだかキビキビしてるんだかよくわからない。虫に対するフェイントか?

今日は約一月ぶりにオエっとならずに食事ができた。つわりももうそろそろ終わりかな・・・。て、油断すると吐く。5キロ減ったけどあっという間に戻りそうだ。赤ちゃんは今2センチ。順調です。

つわりが終わったら食べたいもの・・・うなぎ、寿司、天ぷら、お好み焼き、クレープ、ラーメン、鶏の唐揚げ、おでん、焼きそば・・・・・・・。

今月19~26日は横浜そごうの催事でパン屋さんの売り子やります。期間中の私が居る日時はまだ決まっていないのでメールとかすると思います。


福島第一原発1号機再臨界の疑いhttp://www.j-cast.com/2011/04/11092690.html

2011年4月6日水曜日

鈴木耕さんの文

http://www.magazine9.jp/osanpo/110323/index.php

39、40、41とお読みいただきたい。

こんなに怒っている人がいる。

妊娠10週目に入り、これからのことを真剣に考えている。本気で世界の原発を廃炉にすべきだと思っている。それは自分と、子供とそのまた子供、子孫のためだ。これって当たり前のことだと私は思ってきたけれど、この考え、少数派なんだよね。悲しい。皆、自分さえよければいいと思ってる。祝島のおばちゃんでさえ、中電に祝島以外のところに作れって言ってた。悲しい。

2011年4月2日土曜日

初の連載で悲しい思い

昨年、運良く掴んだ農文協「現代農業」のイラストレポ連載。取材先は、福島県南相馬市だ。今回の震災で、津波と原発震災にダブルでみまわれてしまった南相馬市。しかし、細川名人は運良く津波の被害には遭われなかった。が、原発の方で現在山梨へ疎開している。ご家族皆で避難できたそうなので本当によかった。泣いた。

ほんとうに原発のバカヤローである。

地震の前日に入稿したものが載っています。現代農業5月号。発売中。やまのめぐみでひと稼ぎ④コシアブラ。機会がございましたらご覧くださいませ。

2011年3月27日日曜日

やっぱりそう思う

「なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち~」

皆が考えなければいけない問題ですから反対でも賛成でもないと言ってる人は見て欲しい。和歌山の日高川町に感動。何故だめなのか、ではどうしたらいいのか。最後の方の推進VS反対の論議はかなりおもしろい。私は反対派の小出さんの意見に大きくうなずく。推進派の栃山さんの意見に全くちっともうなずけない。不思議。どうしてこんなに違うんだろう。


日本の原子力の夜明け。こーーーんな思惑があったなんて。オッソロシイ。http://video.google.com/videoplay?docid=-584388328765617134&hl=ja#www.mauinews.com/page/content.detail/id/547557.html原発導入のシナリオ。

1954年のアメリカの極秘水爆実験「ブラボー」による第五福竜丸の被爆→日本人のアメリカへの嫌悪、原子力への嫌悪反感→今後も核開発したい為のアメリカの秘密裏に行われる日本人の飼いならしの驚くべき手法→そして穏やかに飼いならされていく日本人→素晴らしい原子力発電所→そして日本の原子力は夜明けていった。

あの当時は仕方なかったのだろうか。涙。でも今は仕方ないって一言では片付けられない。だって情報は選べるようになったでしょう。日本テレビと読売新聞だけじゃないもの。(メディアはほとんどが電気事業連合会に支配されているけれど、ネットや本がある)


原発反対は各自声に出さないと原発賛成(推進)の方にカウントされてしまうんだよ。これを見ると、スッキリと原発反対!というか自然エネルギー賛成!って言える。 田中優さん

戦争は反対!と声に出さないと、いつのまにか賛成にカウントされてしまうんだよ。反対しないは、容認します、ってことだと私は思います。

2011年3月18日金曜日

風向きと内部被爆

ドイツの放射能飛散シュミレートhttp://www.spiegel.de/wissenschaft/natur/bild-750835-191816.html

チェルノブイリの事故でもわかっているとおり、距離だけではなく風向きに大きく左右されます。もっとも怖いのは内部被爆です。15日~16日の昼まで横須賀でも最高8倍の放射線量が記録されていますが、問題なのは放射線の量ではなく、飛んでくる放射線物質による内部被爆です。テレビやラジオに騙されて安全だと信じ、内部被爆した人たちが、数年後どのような割合でガンを発症するか。被爆した妊婦から生まれる子供はどのような病気になるか。幼い子供たちが何人病気になるか。どの県まで大丈夫だったか、駄目だったか。関西へ逃げれば大丈夫だったのかどうか。東京神奈川でなんとかセーフかそれともアウトか。そんなことは何年、何十年経たなければわからないことなのだ。それが放射能被爆だ。

全原発を止めても、それをバックアップできる発電施設は日本には充分にあります。安心して反原発、発信してください。

ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」

広瀬隆さんのお話です。http://www.youtube.com/watch?v=veFYCa9nbMY&feature=channel_video_title

2011年3月15日火曜日

浜岡原発の運転停止を願う要望書

福島原発事故を受けて、浜岡原発の運転停止を願う要望書にご賛同ください・
http://www.geocities.jp/plumfield995/

原発震災を防ぐ全国署名



 ご冥福を祈るばかり。そしてとにかく原発が早く事態収拾されるよう強く祈ります。現場の方々の被災、被爆が少しでも軽減しますように。

被災していない私たちがやらなきゃいけないことは根本の解決へ向かうことだと思う。地震は起こる。天災は予想ができない。ならどうする。原発に頼るのはもう終わりにしよう。できる。一刻も早く原発を止めてください。全国署名にご協力を。

2011年3月9日水曜日

コシアブラその後


ちょっとやりかた間違ったので成長遅れました。今、窓辺でこんな感じ。いい香りがします。

2011年3月4日金曜日

コシアブラ


現代農業4月号発売中です。よろしくお願いいたします。巻頭のほうのイラスト連載のひとつに「やまのめぐみでひと稼ぎ③コシアブラその1」が載ってます。コシアブラとは、新芽が美味しい山菜です。タラの芽みたいな感じ。穂木を頂いてきたのでうちでも栽培中です。だいぶ芽が青くなってきました。写真はひと月前の制作中のときの穂木。

2011年2月27日日曜日

祝島のこと

祝島のこと。感じたこと、できること、誤魔化さず、目をそらさないようにしたい。以下転送ですが、ご協力おねがいします。明日までですが・・・。


「上関原発建設計画地での作業への抗議文」への賛同を要請

◆【賛同要請】上関原発計画地での危険かつ強引な作業強行への抗議文◆

みなさま
現地に行けなくてもなにかできること、声を上げることと考え、
抗議文をつくりました。ぜひ、賛同してください。

◆賛同は、
個人名(所属もしくは市町村も付けて)
団体名、どちらでもかまいません。

◆締め切り 2月28日(月)朝10:00まで
(整理して、28日中に出す予定)

◆宛先は、以下のメールアドレスまでお願いします。
「上関原発の問題を知る」全国有志の会
  grugru@ma.comco.net  

◆呼びかけ人
「上関原発の問題を知る」全国有志の会
 虹のカヤック隊応援団@北海道

*現地の情報*
祝島島民の会ブログ http://blog.shimabito.net/
虹のカヤック隊ブログ http://ameblo.jp/nijinokayaker/


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                        2011年 2月 日


                                

内閣総理大臣 菅直人様
経済産業大臣 海江田万里様
環境大臣 松本龍様
山口県知事 二井関成様
山口県上関町町長 柏原重海様
中国電力株式会社 取締役社長 山下隆様

◆山口県上関原発建設計画地の一方的な埋め立て工事に伴う
      現場での危険かつ強引な作業に強く抗議いたします◆  


          「上関原発の問題を知る」全国有志の会
           虹のカヤック隊応援団@北海道

                         
 私たちは、山口県上関町の上関原発計画地埋め立てに関して中国電力が説明を求める地元住民を全く無視した形で一方的に工事を着手し、現場海上及び陸上で危険な作業を強行している事に強い憤りを感じています。
 2月21日から中国電力は多数の作業員や警備員を動員して強引な埋め立て工事を再開しました。この一方的なやり方に危機感を持った人達が現地に集まり抗議活動をしていますが、それを全く無視する形での強硬な作業の進め方により2月23日にはついに祝島の高齢者を含む2人が負傷し、救急車で搬送される事態が起こりました。
 現地の人達の抗議活動は現場に駆け付けられない私たちの意志を代表するものであり、中国電力のこのような非人道的で不当な暴力を認めることはできません。
 原発問題に限らず、一般市民との十分な論議の場も設けず一方的に力ずくで押し進めていくやり方が、日本社会のあらゆる矛盾を生み出してきたと言っても過言ではありません。それを軌道修正し、問題点を洗い直し、対話と協調を重んじる中から持続可能な社会に育て直したいと願う民意を背負って政権交代は実現したはずです。
 私たちは、上関原発計画地の対岸わずか4km先にある祝島の住民9割が30年近く反対の意志を表明していることや祝島の漁師が10億円以上におよぶ補償金を受け取らず、豊かな自然と共に経済的自立と地域活性化を目指して取り組んできたことを知っています。
 また、埋め立て予定地の田ノ浦周辺は豊かな漁場であると同時に、スナメリクジラや天然記念物のカンムリウミスズメの生息が確認されるなど、世界的にも希少な動植物の宝庫です。昨年開催されたCOP10では、貴重な生物たちの多様な生態系を育んできた田ノ浦の海が世界的な評価を受けました。このように世界からも注目されている独自の生態系を育む海に対して、生物多様性基本法案にもとづく環境アセスメントが正確になされたとは思えません。
 これら、解決できていないたくさんの問題や対話の数々を置き去りにし、祝島島民の会が通産省へ提出した署名80万筆以上の民意を全く無視して埋め立て工事を強行する中国電力の強引なやり方、そしてそれを黙認している行政側の姿勢に対して、私たちは強く抗議を表明すると共に作業の即刻中止を求めます。

以上です。

2011年2月24日木曜日

紙芝居

昨秋に応募した紙芝居は落選しましたが、そのコンクールの優秀賞が発表されました。

上位の方の作品、ヤバイです。とても良いです。感動しました。いいコンクールでした。また次回もがんばろうと思います!話の作り方も勉強しなければ。絵ももっと明解に表現できるように・・・。課題がたくさんだ。

紙芝居といえば、小さい頃はかなりはまってひとり紙芝居を図書館で演じたものでした。この歳になって、改めて「紙芝居」というものを見直して、何が一番好きだったかなあと思い巡らすと、おぼろげに思い出された作品がアンデルセンの「おかあさんのはなし」です。いわさきちひろさんの絵なんですね。大事なものを失っても我が子を取り返しにいく母親の姿が幼心に響いてたのかな。(Mッ気あるから好きだったのかもしれない。)

にしまきかやこさんの「さるとかに」もすごく良い。和歌山静子さんの作品も素晴らしい。茂田井武さんも、長生きしてたら紙芝居作ってたかなあ。

2011年2月14日月曜日

ほめられた


今発売中の現代農業3月号に「山のめぐみでひと稼ぎ②クレソン」が載っています。福島の南相馬市まで行き、名人の細川さんを取材しての今回の連載です。来月の4月号は山菜の「コシアブラその1」です。先日無事入稿出来ました。今回は編集さんからもほめられ、3月号は名人からも100点をいただき、喜び小躍りしています。

過去の褒められ記憶をたどってみた。

中学1年の時の美術の先生に、初めて絵を褒められた。何かの絵が市内巡回みたいな何かの動きに選ばれたような記憶。あまり覚えていないが。

2年生の時、新しい先生が来て、絵を褒められた。「オマエみたいな妙なヤツは芸高へ行ったほうがいい」と言われた。その先生こそ妙なヤツで、芸高の卒業生だった。

3年生の時また先生が代わって、この先生が一生の恩人になったのだが、二十歳頃の浪人していた間に音信不通の不義を働いてしまい本当に連絡がつかなくなってしまい今日に至る。
2年の終わりに、面倒をみてやろうとおっしゃり、受験まで付き合ってくださった。基礎の基礎だけを教え、とにかく褒めて育ててくれた。口癖は「いーんじゃなーい」だった。そして都立芸術高校に合格。あの年はよく雪が積もってた。

思えば、褒められたから選んだ道なのだ。

絵を描くときは、精神状態はあまりよくない。描いている時も決して楽しい思いはない。逆に辛くて面倒くさくて仕方ない。でもその絵が仕上がるのを一番楽しみにしているのは自分だ。最近ようやく自分の絵が好きになってきた。どんな形であれ絵を描いて生きて行こうと決心してから20年経つ。たくさんのひとにありがとうと言いたい。これからも頑張ります。

写真は、福島の直売所で置いてくれてた絵のコピー。

2011年1月16日日曜日


現代農業3月号に「山のめぐみでひと稼ぎ②~クレソン~」が載ります。先日無事入稿。一回目の自然薯より綺麗に仕上がった。クレソンはこの秋冬で、結構収穫して食べたから、そのものの雰囲気は掴んでいたので描きやすかった。10月に取材したものなので、季節も変ってるし、情報が足りないものもかなりあるので、名人に電話で伺うことをしないと書けません。2,3回電話していろいろ教えてもらう。とても親切でやさしい。

大雪や強風の影響でいろいろ施設に被害があったり、ご本人も風邪をひいてダウンしておられたりと、心配です。


先日は畑へ。そらまめの摘心、バンカープランツである小麦の麦踏。葉もの数種類の収穫。サトイモ収穫。
ジャガイモのための準備。ドクダミの根っこ掘りとか。

庭で育てたカボチャ。1株から10個くらいとれた。狭くて暗かったのに偉い。すごく柔らかいので、サツマイモと一緒に茹でてからザルにあげて玉ねぎの薄くスライスしたのとレーズンを入れてマヨであえる。そうするとカボチャはすぐにペースト状になり色も鮮やか。そして美味しい。宮崎のペンションきねずみで頂いたカボチャから採取して2年目。名前もわからず。バターナッツの親戚か。

2011年1月4日火曜日


新年あけましておめでとうございます。

こうして新しい年を迎えることができて本当に幸せです。

これもひとえに、家族、友人、職場の先輩方のおかげです。大事にしたいと思います。